まず、ミドルボイスを出すためには二つの要素が重要となります。
一つ目はしっかりとしたチェストボイス、
二つ目はしっかりとしたヘッドボイスです。
今回はチェストボイスについての説明をしていきます。
その前に少し、私についてをお話しします。
私はいわゆる音痴といわれる部類でした。学校の授業の音楽でもしっかりと歌わず、運動会の応援もろくに声を出していませんでした。
するとどうなるかというと、会話以外に声を出さないわけですから、大声を出すことすらできなかったわけです。
カラオケでも、声を出すことすらままならないような状態でした。
しかし、私の友人から歌は歌えた方がいいということで、特訓され、カラオケでも100点を取ることができました。(友人はカラオケ100点を南極も取るような人です。)
カラオケ79点から100点まで点数が上がったわけですが、その一番最初に行った練習がチェストボイスです。
チェストボイス練習方法1
- 息を吸います
- 「あー」といいながら吐きます
これで終わりです。
あれ?これだけ?と思うかもしれませんが、これだけです。
まあ、さすがに私もこれはできましたよ。
ここで意識してほしいのは、息を吸うときには肺が膨らむのを感じられるくらいいっぱい吸うことです。
チェストボイス練習方法1+
- 息を吸います
- 「あー」といいながら吐きます
あれ?おんなじ? おんなじです。ただ今回はさっきよりも大きい声で「あー」といいながら吐いてください。全力です。
私ね、これができなかったんですよ。
今ではわかるんですけれど、おなかをギューッとして力が入る感覚が分からなかったんですね。いわゆる腹式呼吸というやつができてなかったのです。
コツは息をたくさん吸って、短時間でたくさん使うようにすることです。
チェストボイスに関してはこんなところです。
といっても、多くの人は練習をするまでもなく、大声を出すことができるでしょう。
私のような人は、ここから練習していきましょう。
次回は裏声(ファルセット)についての説明をします。